6月中旬の日曜日、森林セラピストの小野なぎささんが「雨の日の森林浴」を企画してくださり、計6人が参加しました。
場所は、長沼駅から徒歩数分の都立長沼公園というところ。駅の周辺はコンビニもなく、人もまばらなローカル駅。大好きです。笑
素敵な雰囲気の広場で準備体操をして、いざ!
奥深い森の中に、引き込まれてしまいそうです。。
三つ葉、きのこ、木苺、山椒、あじさい・・・様々な植物が、面白いほど観察できます。
晴れているときよりもみずみずしく、気持ちよさそうに見えます。
途中立ち止まって、雨の音を聴いたり遠くを眺めたり。大きな木の根っこがどこまでつながっているのか探ってみたり。
企業の研修で来るときは、自分に似た枝を探すなんてワークもあるらしく、とても興味深い。
こんな風に立ち止まって何かを感じたり、音を聴くなんて、普段はできません。あまりにも雑音が多すぎるのです。それを、森に来て気づかされました。
森の香り、小鳥のさえずり、雨が葉っぱにぶつかる音、動植物たちの生き生きとした姿。。私たちがかき消してしまっているのだなあと感じます。
もちろん、それを引き換えに便利な生活を手に入れた私たち人間の進化は素晴らしいことも事実です。
時々、こうやって自然を感じて、感謝する時間が必要なのだと思います。
お昼ごはんは、これまた素晴らしい趣のある創業100年の囲炉裏料理店「鎌田鳥山」さんへ。
感動して声がでないほど。100年も守り続けてきたんだなあと、ため息がこぼれます。
手作りの串に刺さった美味しい焼き鳥、
お野菜をいただきました。
素材本来の美味しさを噛みしめながら、心も身体も癒されていきます。
自然と会話もお互いの深い部分に触れるような内容になりました。
生き方や会社のあり方、結婚、家族、森と生きる・・・。この場所だからこそ、話せること。
自然を前にすると、人は正直に、自分をさらけ出せるのかもしれません。
素敵な方々との出会いに、感謝です。
ハイキングよりも大自然を感じられ、登山よりもかなり気楽に行ける「森林浴」。
日々の生活に疲れ果ててしまった方、しんどい方にも、ぜひおすすめしたいと思います。
歩ける気力がある方なら、きっと後悔しないはずです。
いつか、私も誰かを案内できるようになりたいなあと思います。
身体と心のケアは、
大自然に行くだけでも効果抜群ですよ◎