4/17(月)、縁側ダイアローグを行いました。
今回はお二人の方が参加してくださいました。
企画してくださったカツさん、私、共に、初めての開催のため、緊張でガチガチのスタート。
ぎこちない進行やなんとなく硬い雰囲気を和ませてくださったのはMOEGIの患者さんでもある参加者の方でした。
「失敗するのは当たり前なんだから、大丈夫だよ!」
その言葉で場にいた全員が笑顔になり、雰囲気も少し軽くなったように感じました。
当日の流れは以下のように。
簡単に全員の自己紹介をした後、対話タイムの始まりです。
対話のルールは3つ。
否定しない。
話を遮らない。
解決しようとしない。
安心して話せる場づくりのために…。
まぁるいテーブルを囲んで、今日のテーマ「生きづらさ」についてまずそれぞれが付箋に書き込みます。
そして一人ずつ、その内容について話して、それを聴いて感じたことを伝えていきます。
「自分も同じことで悩んでいた」「自分ならこうするかもしれない」「そういう視点もあるんだね」「気付きになった」
お互いの話にしっかり耳を傾けて対話の温かさを感じる時間でした。
そして、ゴロ寝ではり灸の時間。
まずはみんなで畳に横になって、少し休憩。
身体を休めたところで、私とカツさんがお一人ずつ、それぞれ施術をさせていただきました。
15分程度だったので、ちょっと物足りなかった感じもあったかもしれませんが…。
てい鍼という刺さない鍼を体験していただけました。
そして、待ちに待ったランチタイム!
お天気もよかったので、縁側で…。
なんだかとても温かくて穏やかな時間が流れていました。
横並びで座ることで、なんとなく話しやすかったり、植物を見ながらピクニック気分も味わえたでしょうか…。
ゆっくりお昼休憩をした後は、今日全体の感想や気付き、お互いの素敵ポイントを共有する時間。
こんな感想がありました。
・改めて縁側っていいなあ。
・みんななにかしら悩みを持ちながら日々過ごしているんだと思った。
・自分は話をするのが好きなんだと思った。
・一人もいいけどみんなで過ごすのもいい
・お昼ごはんを食べて鍼灸をやってもらって眠くなって心地よい
・笑顔と優しいおもてなしが居心地がよかった
聞いている私たちの心もじんわり温かく。。
そして、私たち自身も色々と思うところがありました。
ここで施術を受けていただくだけではなくて、
ちょっと話したり、
お茶を飲んでボーッとしたり、
横になってリラックスしたり、
縁側で太陽の暖かさを感じたり、
そんなことが心地よさにつながるのかもしれないなあと思います。
心地よさを感じると副交感神経が優位になり、心身のストレスが軽減されて、痛みが少し楽になることもあるのではないかと思います。
日々忙しかったりストレスフルな生活をしている方が、ここへ来て「ほっこり」を感じられる場を、これからも試行錯誤しながらつくっていきたいなあと感じました。
そして、それぞれの弱さを分かち合うことでなんだか温かい気持ちになって…。
強くあらねば、弱音は見せちゃだめ、という風潮もまだまだある中で、あえて弱音をさらけ出すのは勇気がいることかもしれません。
でもみんなが話してるなら、自分も…という話しやすさも、この場にはあるように感じました。
みんな弱くていい、と思えたら、世の中はもう少し優しくなっていくのになあ、とも。。
次回の縁側ダイアローグは、6/16(金)を予定しています。
興味あるなあ、ほっこりしたいなあ、という方、
お待ちしています〜。